Content コンテンツ

資産形成の必要性とは?知っておきたい4つの理由

資産形成と聞くと、難しそうで耳を塞ぎたくなってしまいますよね。

ですが、その必要性は年々高まってきています。

では、なぜ必要と言われているのでしょうか。

それに、何から始めれば良いのかわからない、という人も多いでしょう。

今回は、資産形成がなぜ必要と言われるのか、4つの理由をご紹介します。

資産形成に1歩踏み出せないでいる人は、ぜひ参考にしてください。

資産形成の必要性とは?4つの理由

資産形成がなぜ必要なのか、理由は4つあります。

  • 老後の生活費は年金だけでは足りない
  • ライフイベントに備えるため
  • 物価上昇に備えるため
  • 低金利なので貯金しているだけでは増えない

1つずつ見ていきましょう。

理由1.年金だけでは暮らしていけない

生命保険文化センターの令和4年度の調査によると、老後の生活に必要な金額は、最低23万。

ゆとりのある生活を送るとなると、38万ほど必要になると発表されています。

では、私たちが65歳以上から受給できる年金は、どのくらいなのでしょうか。

厚生労働省が発表した、令和4年度の平均年金月額は、国民年金の場合56,428円。

厚生年金の場合は144,982円となっています。

会社員の場合は、2つを合計した金額なので、201,410円となります。

年金だけでは厳しい暮らしになることがわかります。

国民年金56,428円(※1)
厚生年金144,982円(※1)
年金合計金額(会社員の場合)201,410円(※1)
最低の老後生活費230,000円(※2)
ゆとりのある老後生活費380,000円(※2)
※1 厚生労働省「令和4年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」より ※2 公益財団法人 生命保険文化センター「老後の生活費はいくらくらい必要と考える?」より

また、厚生労働省が令和4年に発表した日本の平均寿命は、男性81.05歳、女性87.09歳です。

退職後のセカンドライフは残り20年~30年。

ゆくゆくは人生100年時代に突入すると言われているので、30年~40年になるでしょう。

老後に必要な最低金額にも届かない年金だけで暮らす30年~40年は、いきいきとした人生を送れるでしょうか。

理由2.ライフイベントに備えるため

1つめは、結婚やマイホーム購入といった、ライフイベントに備えるためです。

ライフイベントは、人それぞれ進む人生によって違いますが、以下のようなものがあります。

それぞれ、どのくらいの費用がかかるのかも見てみましょう。

ライフイベント費用
結婚費用約327万円
出産費用約48万円
教育資金約1,097万円
住宅購入費約3,719万円~
老後の生活費約27万円/月~
介護費用約18万円/月~

日本FP協会「主なライフイベントにかかる費用の目安」より

ポンと出せる金額ではない物が多いですよね。

こういったライフイベントを自分の理想に近い形で迎えるためにも、前もって必要な費用を算出し、備えておくことがポイントです。

理由3.物価上昇に備える

物価が上がり、お金の価値が下がり続けることをインフレと言います。

インフレになると、どういったことが起こるのでしょうか。

例えば、200万円の物を買うために200万円を貯めたとします。

インフレになると、物の価値が上がるので、車が250万円になったとしましょう。

すると、貯めた200万円ではその車を買えなくなってしまいます。

つまり、お金の価値が下がってしまうのです。

物価の上昇に合わせて、資産を増やしていくことが必要不可欠となっていきます。

理由4.預金だけではお金は増えない

昔は銀行に預けているだけで、お金がどんどん増えていった時代がありました。

例えば、定期預金に預けた場合を見てみましょう。

1990年12月末の金利は年6.08%となっていおり、100万円を1年預けているだけで、勝手に60,800円も増えました。

ですので、とりあえず銀行や郵便局にお金を貯金しておこう!という人が多いのです。

ですが今は、低金利が続いています。

2022年3月末時点の定期預金の金利は年0.003%なので、100万円を1年預けても30円しか増えません。

銀行や郵便局にただお金を預けているだけでは、なかなかお金は増えない時代なのです。

まずは気軽にご相談ください

資産形成の必要性がわかり、不安になってしまいますよね。

何から始めれば良いのか、自分の場合はどうしたらいいのかなど考えることも多く、難しくてストップしてしまう人も多いでしょう。

ですが、わからないからと言って始めないと、後々困るのは自分です。

何から始めるのか。

まずは、今現在入っている保険が自分に合っているのかをチェックして、節約できるなら投資に回すなど、家計から投資に回す仕組みを作っていくことが必要です。

けれども、その段階で難しいものです。

まずは、気軽な気持ちで相談してみませんか?

資産形成や新NISAについて詳しく知りたい方や、老後や子育て中の資産形成をしたい方、保険のアドバイスなども可能です。

お金に困って、夢を諦めることのないようにしてほしい。

もっと早くから投資をしていれば良かったと後で後悔しないように。

ぜひそのお手伝いをさせてください。